楽器のチョイス

ベースの話です(^^b
好きでやってるアマチュアだからこそ、趣味の世界だからこそこだわりたい楽器。
ご存知のように僕の愛器はフェンダーの’66ジャズベース
 
マチュアの楽器選びはプレイする音楽で選ぶのが無難だろう。もしビートルズをやるならヘフナーかリッケン。レッチリ好きならスティングレイ。。。とか。
じゃぁ60〜70年代のソウル、R&B。。。といえば。。。あれ?やっぱしプレベじゃないの???と誰しもが思うはず。うーん、ジェームス・ジェマーソン、チャック・レイニーロッコ・プレスティア。。。やっぱしプレベだよねぇぇぇ。
 
 
僕が今のメインのJBにたどり着くには2本のベースを経ている。周りと比べてみると20年で3本って少ないみたいですけどね、僕にとっては充分な本数。そしてその時その時にその楽器を弾いてたのもそれなりの背景がある。
 
まず初めて手にしたベースはヤマハのMB−3というミディアムスケール。仕様はボディーがセン(カタログ表記はアッシュって書いてあった気がする)、24フレット、ローズ指板、PUレイアウトはPJだった。
その当時聴いてた音楽はジャパニーズフュージョンと歌謡曲
はっきり言って楽器の事は何も知らず「初心者向け」仕様ので、価格の上限が練習用アンプ込みで5〜6マソというのが第一条件だった。だって高校生なんだもん。
当時このMB−3というベースにはPJ仕様とハム×2の仕様があったが、割と楽器に詳しい知人によると後者はかなりぶっとい音でどっちかというとハードな音楽向けらしい。。。と言う事でPJに。
まぁ聴いてたジャンル以前にとりあえず初心者に優しいミディアムスケールという部分が大きかったかな。
フェンダーはカタログ見たけどなんとなくじじ臭い気がして候補から外れてました(笑
 
2本目のベースはMOONのJJ−4。。。ボディーはホワイトアッシュ、指板はエボニー、PUはバルトリーニの9V×2、サーキットはTCT。いかにも「スラップ向け」の仕様(笑
ベースを始めてから約2年。思いっきり趣味に走りました。もちろん楽器から分かるように当時の僕はスラップ小僧(笑
J−POP中心のバンドに居たんでそれほどスラップの需要は無かったのですが、何しろベチベチやってましたね。
 
そして約3年後。。。音楽の嗜好がソウル・R&B・ファンク辺りに変わってきます。そうなってくるとMOONの(というかバルトリーニの)アクティブ臭いドンシャリサウンドに不満が出てくる。
もっと「ローファイ」で「泥臭い音」が欲しいなぁ・・・って事で次のベースを探すことに。さてココで何故プレベに行かなかったか。。。
スラップ小僧を脱し切れなかったのが理由です(爆
そうなると条件的には①60〜70年代の古臭い音を出すにはやっぱりその時代の楽器を使うのが手っ取り早いだろう。②スラップを多用するならやっぱりジャズベが無難だよな。という事に。
まぁ実に単純な理由なんで大げさに書いてる事がちょっと恥ずかしくなってしまいますが(^^;
曲や奏法によって何本かの楽器を使い分けるという選択肢ももちろんアリなんですが、基本的に不器用なんで一本でこなそうとした結果です。ある意味妥協してる部分も否めないんですが。
 
 
 
ハナシはそれますが、「思い入れ」もアマチュアの楽器選びの重要な要素だと思います。自分の憧れのアーティストと同じ楽器だとかね。
あと所有欲。自分だけのオンリーワンであるとか、好きなブランドであるとか。
楽器自慢も趣味のうちですもんね(笑
せっかく趣味でやるんなら思いっきりこだわりたい部分ですよね。