名古屋以外の方に

昨日「味仙」についてちょっと書きましたけど、なんとなく名古屋のお薦めについてというか、お薦めでなくても名古屋について書いてみたくなった(笑
まぁ、最初は「味噌煮込み」だったり「あんかけスパ」だったりするんだろうけど。

とりあえず台湾ラーメンについて

名古屋に住んでいる人間にとっては逆に意外と「盲点」だったりする。「台湾ラーメン」は台湾にあるわけではなく名古屋にしか無いらしいという事実(爆
昨日ご紹介した「味仙人」のHPから引用

Convention NAGOYA 
コンベンション ナゴヤ名古屋食文化考8 1999年4月 64号 (9)

台湾ラーメン 台湾ラーメンこそ
「名古屋ラーメン」って本当?

お手軽グルメの王様、ラーメン。全国津々浦々にその土地土地の“ご当地ラーメン”が存在するように、すっかり日本の食文化の中に浸透しています。ラーメンは今や日本人の国民食と言っても過言ではないでしょう。
  しかし、札幌ラーメンをはじめ、東京、京都、高山、博多、熊本など、その町を代表する様々なラーメンが個性を競い合っているのに、なぜか名古屋ラーメンと呼ばれるものはありません。これは一体どうしてなのでしょう?
  一説には、名古屋人はうどん好きのため、ラーメン文化が立ち遅れていたと言われています。確かに、名古屋で麺と言えば、味噌煮込みうどんやきしめん。地元で根強い人気を誇り、全国にも知られる堂々たる名物となっています。
  ところが、実は名古屋でだけポピュラーになっているラーメンがあるのをご存じでしょうか。「台湾ラーメン」です。
  麺の上にミンチとニラがたっぷり乗り、スープは鶏ガラ。そして、決め手はトウガラシ。ピリッ!と辛いというのが何よりの特徴です。
  さて、どうして台湾ラーメンが名古屋ラーメンなの?と首をかしげる人も多いことでしょう。実は台湾には台湾ラーメンと呼ばれるものも、これと同じ料理も存在しません。これは名古屋で生まれ、名古屋で広まった名古屋オリジナルのラーメンなのです。
  元祖は千種区今池にある台湾料理専門店「味仙」。今から30年ほど前に、台湾の担仔麺(タンツーメン)をベースに、辛く味付けしたのがルーツだと言います。
  「最初は従業員のまかない用に作ったものだったんです。常連のお客さんから“おいしそうだな。食べさせてくれ”と頼まれてメニューに加えることになった。名前は“台湾人が作ったから台湾ラーメンでいいか”と、軽い気持ちでつけたんです。最初からお客さん向けに開発したメニューだったら、もっとカッコいい名前を考えたはずなんですけどね(笑)」と三代目の郭幸治さん。
  当初は知る人ぞ知る隠れた人気メニューでしたが、80年代後半の激辛ブームで一躍脚光を浴びることに。今では来店客の大半が注文するという名物メニューになっています。
  市内各地へ広まっていったのも、このブームの頃から。味仙で修行をつんだ人、ヒントを得た人が次々と「台湾ラーメン」を看板に揚げた店をオープン。 今ではこうした店が市内や近郊のあちこちにあり、それ以外のごく普通 のラーメンの店の中にも、台湾ラーメンをレギュラーメニューに加えているところが珍しくないほどです。
  最近は、台湾ラーメンを採用している愛知県の中華チェーン店が東京での出店を進めていることもあり、この名古屋生まれの一品はいよいよ全国へ広まっていきそう。他の町でも食べられるチャンスは増えそうです。しかし、やはり、どんなものでも本場が一番。発祥の地である名古屋で、本家本元の台湾ラーメンを味わってもらいたいものです。

使用許可済み--(財)名古屋観光コンベンションビューロー http://www.u-net.city.nagoya.jp/ncvb/

個人的にお薦めの台湾ラーメン
http://www.walkerplus.com/tokai/gourmet/contents/tkm128.html
http://www.aigamo.com/ramen/R_Y_YUKI.htm

旨いです。