66ジャズベ リワインドPUインプレ(?)

さて、インプレ(?)です。とは言え、この間まで載ってたヴァンザンドとの比較くらいしか出来ませんけど(笑
GRACIASに到着早々、まずリワインドの済んだ現物を見せてもらいました。
バランスを見るために、コイルの切れたフロントと一緒にオリジナルのリアPUも預けてあったんですが、、、全く見分けがつきませんでした。
なんか新しくコイルを巻きなおすっていうから銅線の色なんかピカピカのを想像してたんですが、そのまんま生きてるリアと見比べても何処がリワインドなんだか全くわからない位の仕上がりでした。あ!写真撮っときゃ良かったな(汗

正直あまり期待してなかったんです。矛盾するかも知れませんけど、まず「以前の音」に戻るというのも半信半疑でしたし、コイル切れてヴァンザンドに載せ換えた時に凄く出力がアップして音が太くなった印象があったものですから、もしかしたらなんか腰の無いサウンドになっちゃうんじゃないかっていう心配もありました。

ところが、アンプから出てきた音は見事に以前の慣れ親しんだ66JBアノ音
その上、気のせいか以前気に入らなかったロー不足による「カリカリ感」が無くなって凄くマイルドな感じな音になってる。
考えてみるとヴァンザンドに載せ換えた後、某所で激鳴りチューンしてもらったり色々調整して楽器自体が良い状態になってるからそれもあり得るのかな〜と。
そういう意味ではきっと今回のリワインドはかなりのレヴェルで「オリジナル」のサウンドに迫ってるんだろうと思います。

さて2年半載せて愛用してきたヴァンザンドのJセットですが、このピックアップはミッドロー辺りにピークが来るちょっとクセのある音がします。反対にハイエンドは抑え気味。
ある意味オリジナルよりヴィンテージ臭いサウンドかも知れません。僕は大筋でこの音が結構気に入っていたんですが、ちょっと音が「ざらつく」感じがするのと、スラップした時のハイ不足が気になるところでした。
 
対する66オリジナルの印象は、改めて「フラット」だなーと。ヴァンザンドに比べるとローミッドがおとなしいのでブリブリ感は少ないですが、逆に「なめらか」「プリプリ」したサウンド。ハイはしっかり伸びるのだがアクティブのような不自然にブーストした感じは全く無くあくまでも自然。フェンダー特有のピッキング時の独特なアタック感。
いやー、失くしたと思って諦めていたものを取り返した喜びですねコレは。
 
決してヴァンザンドのピックアップを悪く言うつもりはありません。ただ感動は無かったなぁ。
僕にとって「デフォ」はオリジナルのフェンダーだったって事なんでしょう。
最近忘れていた、単純に「音を出す」だけの気持ちよさがよみがえって来ました。

もう浮気しません(`・ω・´)シャキーン