いい音・いい楽器とは

ベースの「良い楽器」・「良い音」について興味深いエントリーがあったので紹介させてもらいます。
shinmei_tさんの「Do you do a “low life”? ベースなブログ。」から。。。
いい楽器、いい音って何だろう・・・ | Do you do a “low life”?


僕自身、常々ぼんやり感じていたことを的確に文章で表現された感がある。「そうそう!そうなんだよねぇぇぇ」って感じで読ませていただきました。
いつも僕が感じているのは「リスナー視点」での良い音と「演奏者視点」での良い音の違い。
コメントのひとつにこんな意見があった。

『ここは、スティングレーを使ってミッドを上げて弾いてほしかったな〜』とはあまり言わないですよね。受け手ですから、変えようがないし、完成品に対してどうであるかという評価だけじゃないかと。その点、演奏者は提供する元の側ですから、おのずと『いい音』に対する基準も違うんでしょうね。

お付き合いのある方なら大抵ご存知だが、僕は大抵どんな曲でもメインのジャズベのみでプレイし通してしまう。元曲がスティングレイで弾かれていようとプレベで弾かれていようとベースを持ち替える事はしない。
まぁ実際そんなにいろいろな種類のベースを持ってるわけじゃないから当然といえば当然なのだが、この辺が僕にとっての「良い音」「良い楽器」に対するスタンスかもしれない。
実際ベースを持ち替えない事でリスナーから悪い評価をいただいた事は今まで一度も無い。ハッキリ言ってそんな事は大した問題ではないのだ。
そしてそれは弾き手である自分自身にとっても同じ。
当然プレイヤーによってその辺の「こだわり」は様々なはず。この曲はヘフナーじゃなきゃ許せない。。。とかルイスやるなら絶対スティングレイだよな!。。。とか。
それは十人十色であって当然で然るべきだと思う。

自分自身を高揚させ、酔わせてくれる楽器。。。であるならそれは例え2〜3万円の名もないブランドのベースであっても「良い音」になるに違いないと思う。