楽器を描く

楽器を描くのはなかなか難しい。
学生時代、退屈な授業中によくノートにギターやベースの落書きをしたものだが、まともに描けたためしがない。もちろん僕自身に絵心が無いのは重々承知だが、結構プロが描く楽器もいい加減なのが多い。
特に漫画がそうだ。普段かなりリアルな描写が売りの劇画作家でも適当なギターやベースを描いてるのを見てがっかりすることも多い。
ま、その漫画のテーマがバンドだったりしない限りは、楽器が出てくるのって特に重要なシーンじゃないんだよね。だから結構適当なんだろう。だけどそもそもギターとかベースってバランスが難しいと思うんだよね。
弾いてる人間と楽器の尺が全然合ってなくて凄く不自然だったり(爆

ジャズベース。。。これがまた難しい。なにが難しいってね、描いてみると分かる(笑
ボディーのくびれが非対称なところとかね、なんていうのか凄く有機的なのよジャズベって。凄く絶妙なバランスの上に成り立ってるシェイプだと思う。ジャズベの美しさっていうのは。。。(ウットリ
この辺はジャズベースユーザーの自画自賛って事でひとつ(笑

ところで、漫画の世界でもかなりリアルな楽器が描かれているのがこの作品。

BECK(9) (KCデラックス)

BECK(9) (KCデラックス)

なんの取柄も無く日常を送る主人公コユキ君があるきっかけでバンド活動を始めるところから始まるサクセス(?)ストーリー。コユキ君が持ってるテレキャス。。。完璧じゃん♪
バンドがテーマでもココまで楽器のディティールが突き詰めてある事って少ない。楽器弾きには嬉しい限り♪
でもあんまりジャズベは出てこないんだなぁ(´・ω・`)