カーディガンズ

Life

Life

日本盤は95年リリース。キーワードはトーレ・ヨハンソン、タンバリンスタジオ(笑
個人的にはアシッド・ジャズがマイブームだった頃・・・トーキング・ラウド系の音楽を聴き漁っていた頃に聴いた作品。
きっとルーツを辿ると所謂「レア・グルーヴ」という所に落ち着くのだが、カーディガンズクラウドベリー・ジャムなんかに代表されるスゥィーディッシュ・ポップと呼ばれるジャンルは独特な雰囲気を持っている。
なんていったら良いのだろう・・・気だるさ、透明感、暖かさ・・・?
あああ・・・コレが北欧なのかしら・・・って、知らない人にも感じさせる何かがある気がする。M①「Carnival」は当時のFMでも相当な頻度でかかってた記憶がある。
実はバンドでも演ってたんだけど、結構気持ちよかった。
このジャンルで肝になるのがヴォーカル。あの独特な気だるさ&透明感というのは誰でも出せるものではない。練習してどうこうなる物じゃ無いのだ。
以前トーレ・ヨハンソン原田知世(好きなんです僕w)が組んでアルバムをリリースしていたが、なかなかの出来だった記憶がある。何が?・・・って原田知世の歌ってそんな気だるさと透明感を持っているのだ。こればっかりは上手い下手じゃないんだな。雰囲気。
そう考えるとヴォーカリストって大変だ。マライア・キャリーがいくら歌上手いって言ってもこんな雰囲気では歌えないだろうと思うから。