ブーチー入門

What's Bootsy Doin

What's Bootsy Doin

88年リリースのソロアルバム。パーラメント辺りからP−Funkに入ろうとするとあまりの濃さに拒絶反応を示す人も多いが、割ととっつきやすい作品。特にベーシストなら聴きやすいんではないかな。
まぁ、濃さで言ったら充分過ぎるくらい濃いのだが、、、(爆
聴きやすさの要因としては、ミキシングの具合が割りとポップス的な仕上がりであることと、ブーチーにしてはリズムがあまりドロドロしていない。多分全編ドラムが打ち込みの生だろう。
いつものようにファズやらミュートロンやらエフェクトは多用しているが、比較的スマートな使い方が多い気がする。
88年という時代も影響しているかもしれない。
個人的に好きなのは①「Party on Plastic (What's Bootsy Doin'?)」や、⑤「1st One 2 the Egg Wins (The Human Race)」
ミドルテンポのファンクナンバーで、ブーチー特有のねっとり感がたまらなく良い。