教則ビデオ

昨日も書いた通り今日は「Pow」
Nさんが送ってくれたビデオはリットーミュージックから発売されている「スーパー・スラッピング・ベース」というラリー・グラハムの教則ビデオでした。
おおお!奥さんや娘が出てきて・・・ってスラップスレでもよく話題に上るアレかぁ!わくわく!
実は僕ベースの教則ビデオ見るのって初めてなんですよね。何故かドラムの教則ビデオは幾つも見てるんですけど。ガリバルディーとかギャドソンとかパーディとか(笑

さてお目当ての「Pow」ですが・・・うはぁ・・・コレが本物かぁ!
このビデオを見る限り4弦開放はダウンアップしてませんね。あとレミのハンマリングはA弦の57フレット。ただし彼のハードヒッターぶりは相当なもので、ビデオの中でも何度もそれは強調してました。強く!強く!って。彼のあの音やドライブ感はその辺にポイントがありそうですね。
グラハムというとダウンアップ一辺倒というイメージがあったのですが実際は左手パタパタミュートも結構頻出するのに驚きました。ただ見た目的には左手の親指を握りこんで4弦のミュートとして機能させている為、左手の中指薬指を使ったパタパタミュートがちょっと不思議な感じに見えました。
ダウンアップの位置はフレーズによっていろいろ変化するようで、大体ネックエンド〜フロントPUの間、若しくはフロントPU〜リアPUの間が多い。
サムは弦で跳ね返るような弾き方は殆ど無くてほぼ100%振りぬいている様子。テンポの速いフレーズでは・・・大変ですね(汗
ただ振りぬいた親指は大抵その直下の弦で止めています。今までグラハムのダウンアップはボディーに対して垂直の動きをイメージしてて、親指を振り抜くとするとボディーで止まるものだと思っていたのですが、意外とボディーに対して平行に近い動きをしているようでした。

実際見るとイメージしていた弾き方と結構なギャップがあって・・・またそれが面白かったな。

教則ビデオと言いながら、教則的な内容はほんの一部(笑
大半がスライ〜グラハム・セントラル・ステーション時代の代表曲のプレイを実際弾いて見せてくれるというファンにとってはウハウハのエンターテイメントビデオで爆笑しながら見てしまいました。

Nさん!他にもいろいろ楽しめるネタありがとうございます!!