Candy Dulfer

Sax-A-Go-Go

Sax-A-Go-Go

ミーハーなんでしょうか僕。でもこの日記読んでる人の中では結構聴いてる人の割合高い気がします。93年の作品。僕が大学を卒業し、現在勤める会社に就職。横浜で3ヶ月の研修期間中の週末のことでした。気のあった仲間と(確かw)横浜のHMVで購入。一緒にメイシオの「Life On Planet Groove」を買ってきた。正直そっちのインパクトが強かったため、キャンディーの魅力に気づいたのはずいぶん経ってからだった(笑
CD買ったはいいものの、当時一緒に研修を受けていた同期のCDウォークマンを拝借してしか聴けなかったという要因もある。まぁ、結局ハマるのだが(笑

この作品は確か2作目だが、本格的にブレイクしたのは本作。おとうちゃんであるダルファー氏も巻き込んで結構な勢いだった記憶がある。

肝心のサックスの音色はデビッド・サンボーンを髣髴とさせる繊細で艶やかな音色だが、このアルバムに参加しているゲストを見る限りかなりブラックミュージックにリスペクトがあるようで、⑥「Jamming」でのメイシオとの掛け合いなどでは相当ファンキーなプレイを聴かせてくれる。またアヴェレージ・ホワイト・バンドの「Pick Up The Pieces」のカヴァーもなかなかいい出来。①「2 Funky」では、ゲスト参加のタワパワ・ホーンセクションの分厚くもキレのあるプレイを堪能出来る。
ほかのアルバムでカヴァーしてる曲を見てもソウル・ファンク系の影響が深く感じられる。アイズレーやったりね。
アレンジもなかなか洒落ているのだが、辛口にコメントすれば・・・ちょっと軽いかも。僕らみたいなブラック好きなアマチュア・バンドがやりそうな・・・なんて言ったら失礼かな(笑
これから「重み」っていうか「味」っていうものを出していけるかどうかなんでしょうかね。って最近あんましお茶の間では見なくなっちゃった気もしますが。

余談ですがプリンスの誘いを断ったらしいですね、彼女(笑