インコグニート

Positivity

Positivity

初めてこのバンドを聴いた作品で、94年の作品。詳細を見ると日本版と微妙に曲順など違うが、日本版はジャケ写真が無かったので輸入版のほうを出してみた。
当時FMではかなりの頻度でオンエアされてたが、飽きないんだなーこれが。今でもよく聴くCDだ。

英国の大御所アシッド・ジャズバンドだが僕の中では「UKソウル」と言うほうがしっくり来る。雰囲気の問題だけどね。非常におしゃれでなおかつファンキーでポップ。割と万人受けするバンドではなかろうか?デビュー作のタイトルは「Jazz Funk」だったりする訳だが(笑

「Still A Friend Of Mine」・・・名曲だ。
相棒であるたまちょす、はっちゃん両氏と組んでいたバンドでも結構長いことレパートリーとして演奏してたなぁ。
「Smiling Faces」は、大所帯のバンドの醍醐味を感じるミドルテンポのナンバー。曲が進むにつれていろいろな音が重なってくる。一つ一つの楽器の絡みがとても気持ちいい曲だ。
あとお勧めは、「Talkin' Loud」・・・タワパワ並みのファンキーナンバー。非常に切れの良いリズム隊とホーンが気持ちよい。東京でのライブ版での出来もなかなか良かった。
メイザ・リークのヴォーカルは好き嫌いの分かれる所かもしれないが、僕は結構好き。どう表現したらいいのかわからんけど・・・誰にも似てないところが良いかな。