デニス・ウィリアムズ

This Is Niecy

This Is Niecy

76年の作品。プロデュースはモーリス・ホワイト&チャールズ・ステップニー。カリンバ・プロダクション・・・・と言えば、そう!アース・ウィンド&ファイアーですねぇ。

もともとスティービー・ワンダーに見出され「キー・オブ・ライフ」を含む72年〜76年の作品にバック・ヴォーカルとして参加。その後モーリス・ホワイトと知り合いカリンバからデビューします。その愛らしいハイトーン・ヴォイスは、ソウルっぽくない、黒っぽくない・・・80年代のあたらしいR&Bを予感させます。彼女のヴォーカルの「黒っぽくなさ」は好みが分かれるところかも知れませんが・・・w

さてバンドですが・・・もろアース(爆
当然ベースはヴァーダイン・ホワイト。ノリノリです^^
⑥「WATCHING OVER」などはもろアースの「SERPENTINE FIRE」です。ですがソコはデニースのキャラクターに合わせて・・・明るく、愛らしい感じの曲が多い。

最も有名であろう⑤「FREE」・・・フリー・ソウル系のコンピレーションアルバムでも収録度が高い名曲&名演。この緊張感・・・ライブで再現するのは不可能だと思わせるくらいの完成度。きっと聞き飽きるほど耳にしているはずのこの曲・・・改めてバンドを聴いてみて欲しい。「こんな演奏できるようになりたい・・・」という僕の遠い目標の一つでもあります。

あと、ジャケのセンスも素晴らしいアルバムですよねー。