メイシオ・パーカー
久々にCDレビューでも書こうかな。
- アーティスト: Maceo Parker
- 出版社/メーカー: Polygram Records
- 発売日: 1992/10/20
- メディア: CD
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日記がブログに変わったので過去に書いたものもアリにします(爆
だってこのアルバム好きなんだもん。お!amazonの詳細ページで試聴出来るようです^^
この凄まじいほどファンキーなライブアルバムに出会ったのは横浜で。
93年の春。今の会社に新入社員として入社し、横浜で3ヶ月の研修期間中でした。
週末気の合った同期と街に繰り出し、HMVでこのCDを見つけました。発売後結構経ってたんですね。そのとき一緒に買ったCDはキャンディー・ダルファの「SAX A GO-GO」(爆
今更ですが少々説明すると、メイシオ・パーカーというアルト・サックス・プレイヤーはジェームス・ブラウンのバックで活躍したのを始め、P−Funkなどファンク・シーンの本流を常に歩いてきている。その独特なサウンドは、何処で誰と一緒にプレイしていてもすぐに彼だと分かるくらい個性的だ。
このアルバムはあくまで個人名義でリリースされているが、内容はいわゆる「JB’s」
トロンボーンのフレッド・ウェズリー、テナー・サックスのアルフレッド・ピーウィー・エリスと組んだ時のメイシオの魅力は当社比約10倍ファンキー!
このライブアルバムで特筆すべきな点の一つが、数曲のサポートを除いてベーシストが居ない(!)ところだ。じゃぁ、どうなってんの?・・・ベースパートは、ハモンドオルガンを担当するラリー・ゴールディングズが「足」で担当。離れ業をやってのけている。ブーツィー・コリンズのプレイで有名な「Soul Power」ですら・・・だ!
当時この編成のライブを実際に観にいったのだが*1、そのときはサポート・ベーシストさえ居らず全編ハモンドのフットでベースパートがこなされていた。この時相当打ちひしがれた記憶がある(笑
ファンクの源はベースだと信じてきたのに・・・・なんでベーシスト無しでこんなにファンキーなんだよぅ・・・
未だに僕のヘビー・ローテーションの一つです。
*1:渋谷のクアトロ