ジェマーソンのベースライン

僕の所属するバンド「N.J.F.A.」でマーヴィン・ゲイの『Ain't That Peculiar』を演る事になった。
奇しくも僕のジャズベの生まれた66年のヒット曲。
僕は以前からこの曲のベースラインが大好きで、いつかバンドでやりたいと思っていたのだが、実際にはそのシンプルさゆえに避けてきた曲だった。だってシンプルな曲って粗が目立つんだもの。。。(;´Д`)

曲の構成としてはtempo160位のシンプルなEのスリーコードなのだが、ジェマーソンのベースラインが曲に変化を与えている。
Aメロのリフ(?)は緊張と開放を交互に繰り返す。Bメロの頭は意図的に5度を持ってきて「んっ?」と思わせておいて2拍目でドーンとルートを持ってくるといういかにもジェマーソンらしいしかけ。
シンプルな中にもその後のジェマーソンの真髄とも言える要素が詰め込まれている非常に面白いベースラインだ。


という訳で、恥を忍んで弾いてみた。
とりあえずオリジナルのようなキレのあるプレイは無理なので(汗)、「あ〜こういうベースラインなのねぇ・・・」ちゅうくらいで聴いてみてくださいませ。

http://www.geocities.jp/oken_funky/ongen/mix.mp3

※オケは某所から拝借しますた。