ライナーノーツ
先日紹介した「永遠のモータウン」オリジナル・サウンドトラック(デラックス・エディション)。。。ライナーノーツに非常に詳しい情報が記載されていて驚いた。例えば何年の何月何日にベーシックトラックのレコーディング、何月何日にヴォーカルをオーヴァーダビング、何月何日にリリース、R&Bチャート何位、ポップチャート何位、プロデューサーは誰で参加したプレイヤーは誰か。。。など等。
その中でビックリしたこと
- シュープリームスのシングル「Love Is Like An Itching In My Heart」(邦題:「恋はせつなく」)ではジェームス・ジェマーソンのほかにトニー・ニュートンというベーシストが参加していた。
- スティーヴィー・ワンダーのシングル「I Was Made Love Her」(邦題:「愛するあの娘に」)のドラムはピストル・アレンとベニー・ベンジャミン二人によるツインドラム。
- 「I Heard It Through The Grapevine」(邦題:「悲しいうわさ」)のリリースに関してはノーマン・ホィットフィールドとベリー・ゴーディーの間で対立があり、結果的にグラディス・ナイト&ザ・ピップスのヴァージョンが先にリリースされた。
しかしレコーディング自体はマーヴィン・ゲイのヴァージョンが先だった。
グラディス・ナイト&ザ・ピップスのテイクでタンバリンを叩いているのはそのノーマン・ホィットフィールド(作曲者の一人であり、尚且つプロデューサー)。
- ジュニア・ウォーカー&ザ・オールスターズの「Home Cookin'」は18テイク録音されたが断念。結局オリジナルのベーシックトラックにウォーカーのリードヴォーカルをリテイクしたヴァージョンが採用され、リリースされた。
- スピナーズの「It's A Shame」のプロデューサーはスティーヴィー・ワンダー。メインのドラマーはユリエル・ジョーンズでピストル・アレンがフィルを入れるというツインドラムの編成。
- マーヴィン・ゲイの「Mercy Mercy Me」のオリジナルテイクでベースを弾いているのはボブ・バビッド。(アルバム「What's Going On」の前半はジェマーソン、後半はボブ・バビッドが演奏している。)
。。。。うーむ、知らんかった(汗
しかし、キャロル・ケイの話はどうなったんだろ?