マーカス・ミラー

いい男ですな

先日余裕ぶっこいて録画し損ねたWOWOWで放送されたマーカスのライブ・・・
http://d.hatena.ne.jp/oken_bass/20050210参照の事)
ある方のご好意で観ることが出来ました。その上いろいろてんこ盛りでおまけ付き!!
この場を借りて御礼申し上げます。ありがとです。佐渡のS様。要らなかったかも知れませんがお礼のファイル届きましたでしょうか(笑
よろしければそちらの感想も聞かせてくださいね!

ところでマーカス観るのはえらく久しぶり。手元にある映像はいつぞやの「Live Under The Sky」での「Run For Cover」・・・(古!!)・・・のみ(爆

基本的に僕自身は「ベース」と言う楽器がフロントにしゃしゃり出るのは好きではない。極端な話ベースソロも要らんと思うくらいだ。

が!

やっぱし凄いねマーカス・ミラー。リード・パートを弾いている彼は、たまたま一番得意な楽器がエレクトリック・ベースだっただけといった感じ。ベースで演る事の不自然さが感じられない。どうしてもベースが前面に出るとそれだけで無理を感じるものなのだが、やはり音楽的に昇華されてるんだなぁ・・・普通に音楽として聴ける。

尚且つ面白いのが、本来のベースの役割としてのプレイと自由に行き来出来る事だ。それもきわめて自然に。ふと気づくと本当にベーシックなバッキングに徹していたり、スムーズにテーマに移行してメロがベースで奏でられていたり。その辺のボーダレス加減の絶妙さが彼の凄さなのだろう。
正直聞き飽きるくらい定番になってしまったアノ音色も・・・やはり良い^^

実際コピーして自分のものとして消化するにはちょっとユニークになりすぎて参考にならないくらい(笑)だが、そこは唯一無二のマーカス・ミラー。僕らベーシストの永遠のヒーローであり続ける事でしょう。