チョッパー奏法

いつのまにか「スラップ」と呼ばれるほうが多くなったチョッパー奏法。
僕がベースを弾き始めたきっかけになり、僕のスタイルの一つになったチョッパー奏法についてかたります。
チョッパーとの出会いの前に避けて通れないのがコレ↓

S・P・O・R・T・S

S・P・O・R・T・S

ジャパニーズ・フュージョンとの出会いです。高校進学が決まった春休み、たまたま雑誌FMステーションでドラムで新加入の則竹裕之氏のインタビューを読んで興味を持ったのがきっかけ。
当時「フュージョン」という言葉も知らず、何となく爽やかそうなジャケットにつられて購入。
自分的にはかなり新鮮なジャンルでこれから大学2年くらいまでフュージョン系の音楽にどっぷりつかります。
もちろん当時はまだベースを弾くなんて夢にも思っていませんでした。

次にコレ↓

LIVE

LIVE

リズム隊が長谷部徹田中豊雪だった頃のライブアルバム。「ジャパニーズ・ソウル・ブラザーズ」という曲中に有名なチョッパー・ソロが登場します。初めてコレを聴いたとき、何をしてるのだか理解できないながらも、「わわ!かっこいいなー!」と。
実は伯父貴がコレのビデオを持ってまして。。。それを観て初めてそのチョッパーソロが「ベースとドラムだけ」でプレイされている事を知り衝撃を受けました。実際観るまでプルの音はギターか何かだと勘違いしてたんですよね(汗

それから自分の楽器(ヤマハのMB−3)を購入する高校2年の冬まで、地元の楽器屋に通い詰め、自分のベースも持ってないのにチョッパーの音くらいは出るようになってました(笑

初めてコピーした曲は・・・

TRUTH

TRUTH

・・・の中の②「セレブレーション」という曲。このアルバムからベースが須藤満氏にメンバーチェンジしております。
この「セレブレーション」という曲、基本フレーズは指弾きなのですが、32小節のベースソロがありなおかつ終盤はチョッパー。
今思えばこんな曲をはじめてコピーするなんて・・・orz

だもんで、僕の弾くフレーズの中にはジャパニーズ・フュージョン臭い部分がきっと沢山あるはずです。もっと黒くなりたい・・・(笑


実際にバンド活動を開始するのは大学に入ってから。ソウル・ファンク系の音楽に傾倒していくのはそこからさらに3年ほど後の事なのでした。